こんにちは。サルデーニャ島ヌーオロで活動しているシルビアと申します。
ここでは、私がどのようにして日本と出会い、その出会いが人生を変えていったのかをお話ししたいと思います。🌸
🌸 春の午後に芽生えた夢~日本文化への恋心
日本との出会いは、今でも鮮明に覚えています。
それは1992年の春の午後、まだ中学生の頃でした。学校が終わって祖母の家でテレビを見ていたとき、ふとチャンネルを変えて、その瞬間、見たことのないアニメが目に飛び込んできました。
主人公は少しドジで、元気いっぱいで、決して上品とは言えないけれど、どこか憎めない可愛らしさがありました。髪をお団子のように結んだ姿がとても印象的で、私はその子に一瞬で夢中になってしまいました。🍡
そのとき、「私もこんなふうになりたい!」と心の中で強く思いました。子どもの私は本気で彼女のまねをして、明るくて、ちょっとおっちょこちょいな性格を目指していました。今思えば、なかなかの完成度だったかもしれません(笑)。
🌟 日本語を学びたいという夢
アニメを見続けるうちに、主人公が少しずつ成長していく姿を見て、「私も頑張りたい」「日本語を勉強してみたい」という思いが芽生えてきました。
けれど、私の住む町には日本語を学べる場所がなく、夢はずっと心の中にしまっておくしかありませんでした。
それでも、いつか学べる日を信じて、大学に進学する時が来るのを待ち続けていました。
大学では迷わず東洋言語文化学科を選び、日本語と日本文学を専門に学んでいきました。📚
勉強に打ち込んで日本を訪れて、実際に文化や人々に触れて、ますます日本への憧れが強くなっていきました。
2005年7月、努力の末に満点で卒業しました。その後も学びを続けて、公立学校で英語を教える資格を取得しました。
💬 学びを地元へ ― 日本語を伝えるということ
次に私が目指したのは、自分が学んできたことを地元の人々に伝えることでした。
「ヌーオロでも日本語を学べる場所をつくりたい」——その思いから、2009年に日本語と日本文化の講座を開設しました。子どもから大人まで、誰もが楽しく学べるクラスです。
2010年からは英語教師としても活動して、2015年にはサルデーニャ州公認の観光ガイド資格を取得しました。現在は、イタリア人観光客を日本へ案内したり、ヌーオロやその周辺のガイドをしたりしています。✈️🌍
初めてガイドを担当したときは、まだローマ大学の学生でしたが、「笑ってこらえて」という番組に出演する機会もありました。下線の言葉をクリックして、ぜひ2004年の番組録画を見てみてください。あの頃のわくわくした気持ちが今も鮮やかに蘇ります。
🌸 今も胸に残る春の記憶
あの春の午後、テレビの前でアニメに心を奪われた小さな私。
あのときのときめきが、今も私の中で生き続けています。
教室で日本語を教えるときも、旅先で日本の魅力を語るときも、その気持ちは変わりません。
日本とサルデーニャ、そして人と人をつなぐ架け橋でありたい~それが、今の私の願いです。✨
🌿 プロフィール
氏名 カルディア・シルビア
活動拠点 イタリア・サルデーニャ島ヌーオロ、日本
学歴
・ローマ大学東洋言語文化学科卒業(日本語・日本文学専攻)
・フィレンツェ大学卒業(英語・日本語専攻)
・ローマ・ニッコロ・クザーノ大学第1レベル修士課程修了(ツーリズム・マネジメント専攻)
資格
・イタリア公立学校英語教員資格
・サルデーニャ州公認観光ガイド
現在の活動
・英語と日本語の教師として、子どもから大人まで幅広い年齢の生徒に授業を行っています。
・ヌーオロを拠点に、イタリア人観光客向けの日本ツアーに同行し、ガイド業務を担当しています。
・地元ヌーオロおよび周辺地域で、文化案内や観光案内を行っています。
モットー:
「言葉と旅で広がる世界。学びと体験が未来をつくる。」




